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ハイドロゾルをローションとしてお使いになっている方もいらっしゃいますが、ローションとしては物足りないという意見を時折聞きます。日本ではローションを保湿の目的で使用すると考えられているので、どちらかというとドロっとしたローションのほうが効くような気になってしまうのです。本来保湿は美容液やクリームが担うもので、ローションはその下準備として美容液の栄養分を受け入れやすい環境を整えるものなのです。

欧米ではローションで保湿は行わず、トナーと言ってお顔の汚れをふき取る、いわゆるふき取り化粧水として使われています。フランスではクレンジングを水で洗い流さずトナーでふき取りますが、日本ではせっかく水道から軟水が流れてくるのでそれを利用しない手はありません。クレンジングで洗い流した後、トナーでふき取る。それからローションなどのいつものお手入れをすればOKです。

スーザン・カティーは著書の中でトナーとして最も優れているのはカモミール・ローマンだと述べています。カモミール・ローマンは刺激が少なく敏感肌の方にも安心してお使いいただけます。ラテン語で洗うという意味を示すラベンダーもやはりトナーに向いています。そのほか定番のネロリとローズも人気があります。個人的にはローズのハイドロゾルが意外とさっぱりとして使い心地がいいと思います。

写真は以前使っていたマギー・ティスランド社のハイドロゾル、左からカモミール、ローズ、ネロリ、ラベンダーです。残念なことにここのメーカーはハイドロゾルの販売を中止してしまいました。

 

 

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